再開した文博のフィルムシアター。間隔を空けて座ってもらうため着席不可の席には白テープを張った(京都市中京区)

再開した文博のフィルムシアター。間隔を空けて座ってもらうため着席不可の席には白テープを張った(京都市中京区)

 新型コロナウイルスの影響で休止していた京都文化博物館(京都市中京区)のフィルムシアターが20日、上映を再開した。感染防止のため1メートル以上間隔を空けて座ってもらおうと着席禁止の席にはテープを張るなど対策を施し、定員を7割超減らした42人に抑える。市内のミニシアターやシネコンの一部も22日から上映を再開する。

 文博のシアターは、太秦など京都ゆかりの作品を中心に、日本の古典・名作映画を日替わりで上映している。174の座席があり、従来は昼と夜の1日2回上映だったが、当面は午後1時半からの1回上映にとどめる。
 6月までは「映画と古典芸能」をテーマに歌舞伎を基にした映画を特集。20日は「髪結新三」を基にした山中貞雄監督の映画「人情紙風船」(1937年)を上映し、13人の観客が来場した。
 同館は「万が一、感染クラスターが起きた場合に備えた連絡先の記入やマスクの着用など協力をお願いすることはあるが、楽しんでもらえれば」とする。一般500円。同館ホームページまたは075(222)0888。