若手料理人が京料理の技を生かしたレシピを紹介する動画

若手料理人が京料理の技を生かしたレシピを紹介する動画

 新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、京料理の技を生かして家庭の食卓を豊かにしてもらおうと、京都の若手料理人たちが20日、旬の食材を使ったレシピ動画「おうちで料亭ごはん」の配信を始めた。

 緊急事態宣言を受けて京都でも多くの料理店が営業自粛を余儀なくされ、京野菜や鮮魚などの高級食材が値下がりした。老舗料亭の後継者らでつくる「京都料理芽生会」が京都府や京都市などと連携し、家庭を応援するとともに、京料理と地元産食材の魅力をアピールしようと企画した。
 動画は1本約5分。会員の料理人が腕を振るい、おいしさアップのこつを分かりやすく説明している。材料の分量や作り方などの詳細も掲載した。京都新聞社などが6月初旬に始める文化情報メディア・サービス「THE KYOTO」のユーチューブ公式チャンネルや府、市のホームページで公開している。
 「山ばな平八茶屋」(京都市左京区)の園部晋吾さん(49)は京都産のタケノコを使った「竹の子鍋」を紹介。タケノコを先にだしで煮て下味をつけ、香りと味が出ただしを鍋に使うことが大切と解説している。
 配信は「京都産和牛の柳川風鍋」「丹後とり貝の黄身酢和え」「免疫力UP親子丼」を加えた計4本でスタート。順次、増やしていく。
 発起人の「京料理鳥米」(西京区)の田中良典さん(37)は「家庭で作りやすい料理を選んだので、プロの技でおいしい食事を楽しんでほしい。京都の食材の魅力を知り、新型コロナの収束後には実際に訪れて京料理を味わってもらいたい」と話した。