アジサイの葉などに産み付けられたモリアオガエルの卵塊(京都府南丹市八木町船枝)

アジサイの葉などに産み付けられたモリアオガエルの卵塊(京都府南丹市八木町船枝)

 京都府南丹市八木町船枝の民家の一角で、モリアオガエルが卵塊を作った。池の上に垂れ下がるアジサイの葉や枝に20個ほどの白い塊ができ、住民が成長を見守っている。

 住民の女性(65)によると、毎年見られる。今年は5月上旬から作り始めた。1・5メートル四方の池のそばに植わるアジサイやナンテンの葉などに産み付けている。「池の近くに置いている洗濯機の中にできたこともある」と笑う。
 19日は、雌のモリアオガエルの上に雄2匹が乗りながら、アジサイの枝でじっとしていた。時折、「コッコッコッ」という鳴き声を響かせた。
 オタマジャクシになると卵塊から池に落ち、育っていく。住民の女性は「モリアオガエルの姿はとてもきれい」と目を細めた。
 カエル専門施設「KawaZoo(カワズー)」(静岡県河津町)の担当者は「豊かな自然が残っている一つの証拠」と話す。