慎重な手つきで稲を刈り取る抜穂女(滋賀県多賀町多賀・多賀大社)

慎重な手つきで稲を刈り取る抜穂女(滋賀県多賀町多賀・多賀大社)

 神田に実った稲を収穫する「抜穂祭(ぬいぼさい)」が22日、滋賀県多賀町多賀の多賀大社であった。すげがさ姿の女性たちが黄金色の稲を刈り取り、秋の実りに感謝した。

 境内にある神田約10アールで行った。神職が稲穂を刈り取るしぐさをする「刈初めの儀」の後、豊年講の子女から選ばれた「抜穂女(ぬいぼめ)」の女子中高生10人があぜ道に入った。

 6月に「お田植祭」で植えたもち米の苗は秋を迎えたわわに実り、色鮮やかな装束やわらじを身に着けた抜穂女たちが鎌を手に、1株ずつ慎重に刈り取った。宮司らが刈り取られた稲を確認し、本殿に備えた。

 収穫した米は、11月23日に同大社で行われる「新嘗祭(にいなめさい)」で神前に供えられる。