保津川下りの船頭からプラスチックごみの現状について説明を受ける生徒たち(京都府亀岡市保津町)

保津川下りの船頭からプラスチックごみの現状について説明を受ける生徒たち(京都府亀岡市保津町)

 立命館高(京都府長岡京市)の生徒が24日、亀岡市内を訪れ、市の進めるプラスチックごみ減量政策の現状を視察した。保津川のごみ回収を行う船頭から話を聞き、プラごみ汚染を防ぐために何が必要か、考えた。

 市は昨年末に「プラスチックごみゼロ宣言」を行い、全国初のプラスチック製レジ袋提供禁止条例制定を目指している。同高では11月に外国人高校生との交流会でプラごみ問題を取り上げる予定で、事前学習として、GL(国際)コースの2、3年生77人が訪れた。

 保津川下り乗船場前では、船頭の森田孝義さん(48)から、川のごみ汚染の現状を聞いた。「条例には異論もあるが、身近なプラ製品が大きな問題になっている。解決への道を若者の力で考えてほしい」と要請を受けた。

 生徒は、レジ袋を有料化したスーパーや国の天然記念物アユモドキの生息地も視察。3年生の生徒(17)は「先進的に取り組む市の姿勢に感銘を受けた」としつつ、「レジ袋代が安すぎ、これでは買って済ませる人も出てくる。ごみ袋がプラ製のままでは、プラが身近で便利なものという意識は消えない。国全体で考える問題だ」と分析していた。