京都・滋賀11大学の就職率推移

京都・滋賀11大学の就職率推移

 京都、滋賀の主要11大学を2019年春に卒業した大学生の就職率は、前年から0・7ポイント増の89・5%となり、04年の調査開始以降で過去最高となったことが京都新聞社が実施したアンケートで分かった。就職率の改善は9年連続。少子高齢化による人手不足を背景に企業の旺盛な採用活動が就職率を押し上げた。

 調査対象は、京都、京都工芸繊維、京都産業、京都女子、京都府立、滋賀、滋賀県立、同志社、同志社女子、立命館、龍谷の11大学。今春卒業した学生は11大学で計3万5220人。このうち大学院などに進学した5284人を差し引き、就職した学生の割合を算出した。

 就職率は7大学で上昇した。最も高かったのは京都女子大の96・5%で、滋賀大、滋賀県立大、京都産業大と続いた。修士・博士課程を修了した大学院生の就職率は0・2ポイント増の82・8%だった。

 就職先の上位には京都、滋賀、大阪の地方自治体や教育委員会、大手製造業、金融機関が目立った。売り手市場は今後も続くとみられる一方、企業の採用活動は早期化、多様化しており、大学側は対応を進めている。