滋賀県彦根市教育委員会は15日、偽造した領収書を使って市費3万1289円を着服したとして、市内の公民館に勤務する男性臨時職員(65)を同日付で懲戒免職処分にした、と発表した。

 同市教委によると、職員は2017年7月から昨年10月にかけ、公民館で行事があった際、事務用品を購入したように見せかけるにせの領収書をパソコンを使って計8枚作成。領収書を書類に添付して、地元住民団体などでつくる組織に市が委託料として出した現金の一部を着服した。

 昨年12月、領収書の印字が不自然なことを市財政課が見つけ発覚した。市側の聴取に対し職員は「最初は魔が差してやってしまった。ばれないので繰り返してしまった」と話しているという。

 市教委は、全額を弁済しているとして刑事告訴しない方針。公民館長の課長級男性職員も同日付で戒告処分とした。善住喜太郎教育長は「市民の皆様におわびしたい。再発防止に全力で取り組む」とコメントした。