帝産湖南バス (2019年9月26日撮影 滋賀県草津市)

帝産湖南バス (2019年9月26日撮影 滋賀県草津市)

 大津市のJR瀬田駅前で7月、帝産湖南交通(滋賀県草津市)の路線バス運転手が車いす男性の乗車を拒んだ問題で、国土交通省近畿運輸局は26日、同社の田上営業所(大津市)に対し、バス2台を同日から15日間の使用停止処分とした。乗車拒否を理由にバス事業者が処分を受けるのは異例という。

 運輸局によると、男性が7月3日正午すぎ、駅前に停車していた車いす対応のバスに乗ろうとした際、運転手がリフトの使い方が分からないとして断った。

 運転手は会社に対し「出発時間を過ぎ、立っている乗客もいた。想定していない状況で、角を立てないよう短絡的にうそを言った」と説明しているという。同社は「真摯(しんし)に受け止め、改善努力を続ける」としている。