「主基斎田抜穂前一日大祓」に臨む大田主の中川さん(右から3人目)=26日午後3時6分、京都府南丹市八木町

「主基斎田抜穂前一日大祓」に臨む大田主の中川さん(右から3人目)=26日午後3時6分、京都府南丹市八木町

 皇位継承に伴う11月の大嘗祭(だいじょうさい)に使うコメを収穫する儀式を翌日に控えた26日、儀式出席者を清める「主基(すき)斎田抜穂(ぬきほ)前一日大祓(おおはらい)」が京都府南丹市八木町八木の桂川河畔で営まれた。天皇陛下から遣わされた抜穂使や収穫を担う大田主(おおたぬし)らが、厳かにおはらいを受けた。

 5月の「斎田点定の儀」で占いにより主基田が京都府、悠紀田が栃木県となった。主基田は今月、同町氷所の会社役員中川久夫さん(75)の水田に決まり、中川さんが大田主を務めることになった。

 大祓には約20人が出席。大礼委員の宮内庁京都事務所の詫間直樹所長らに続き、白張(はくちょう)姿の中川さんや氷所の住民ら奉耕者10人、抜穂使を務める衣冠姿の唐橋在倫掌典や掌典補が、河畔に設営されたテント張りの会場に次々と入場した。「大祓の詞(ことば)」が読まれた後、掌典補が出席者を神具「大麻(おおぬさ)」でおはらいした。大麻などが桂川に投じられ、行事は厳粛な雰囲気で進められた。

 27日には氷所の現地で「主基斎田抜穂の儀」が営まれる。