京都市内4百貨店売上高増減率の推移

京都市内4百貨店売上高増減率の推移

 京都市内4百貨店の4月の総売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響が直撃し、過去最大の下落幅となる前年同月比75・2%減の46億6400万円だったことが22日、日本百貨店協会の集計で分かった。緊急事態宣言などを受けて各店が4月中旬以降、臨時休業したことが響いた。

 全国203店の4月の売上高は同72・8%減の1208億円。京都と同様に3月に記録したマイナス幅が一段と拡大、比較可能な1965年以降で最大の下落幅を2カ月連続で更新した。
 京都市内4店の業績は、ジェイアール京都伊勢丹が87・4%減の6億7100万円、藤井大丸が80・5%減の1億6700円、大丸京都店が71・8%減の14億7600万円、京都高島屋が68・6%減の23億4900万円だった。
 京都伊勢丹は4月12日から全館休館し、京都高島屋と大丸京都店は食料品を扱う「デパ地下」を除いて15日から休業。藤井大丸も18日から全館休館に突入した。
 デパ地下は集客の柱でもあり、大丸京都店では食品の売り上げが通常は全体の2割以上を占める。それでも休業中は「生鮮や総菜などしか提供しておらず、売り上げを支える効果は限定的だった」(同店)とする。
 今月中旬から4店は相次ぎ営業再開を決めたが、当面の間は短縮営業の実施や休店日の設置といった特別態勢を続ける。
 新型ウイルスに対する人々の警戒感は強く、ある店舗関係者は「治療法の確立などで人々の不安が収まらない限り、業績回復は難しい」と語る。