みわが1匹で飼育されることになった園舎(福知山市猪崎・市動物園)

みわが1匹で飼育されることになった園舎(福知山市猪崎・市動物園)

 イノシシにまたがるロデオ姿で人気を集めた福知山市動物園(京都府福知山市猪崎)のニホンザル「みわ」(9歳、雄)が、子ザル時代から生活を共にした相棒のイノシシ「ウリ坊」と別れ、別の園舎で“1人暮らし”を始めた。今夏に園舎を壊して脱走したことから、より頑丈な園舎に移ることになった。

 みわは2010年、生後1カ月で動物園に引き取られて以降、ウリ坊と同じ園舎で飼育されてきた。普段から来園客を威嚇するように金網に飛びかかるなどしていたところ、今年6月、金属疲労で金具が壊れ、網にできた隙間から逃走。9日後に捕獲された。

 新しい園舎は縦4メートル、横3メートルほどの鉄製。みわは、25日昼ごろに移ったが、新居に慣れないせいか、しょんぼりとした様子で園舎裏の寝床にひきこもっている。

 一方、ウリ坊は餌を独り占めできることから、悠々自適な様子。二本松俊邦園長は「こんなに寂しげなみわは見たことない。一人に慣れるまで1週間はかかるかも」と話していた。