収穫された色鮮やかなハバネロ。燃え上がるような辛さが特徴(京丹波町高岡)

収穫された色鮮やかなハバネロ。燃え上がるような辛さが特徴(京丹波町高岡)

 京都府京丹波町で、かつて世界一の辛さとしてギネス世界記録にも登録されたことがある唐辛子「ハバネロ」の収穫が始まっている。鮮やかな赤やオレンジの実が、秋の丹波路を彩っている。

 地域の風土に合った珍しい野菜を生産して町おこしをしようと、同町院内の「篠ファーム」が農家に呼び掛け、20年ほど前から亀岡市で栽培がスタート。同町内では現在、3カ所で栽培され、府内外の料理店など取引先が増えてきている。

 11月初旬まで収穫が続く。農業の東良一さん(71)=同町高岡=は、辛さを追求したレッドサビナ種を育てており、「今年はよくできた。地域でハバネロの輪が広がっていったら」と期待を込める。

 東さんのハバネロは、口に含むと最初は甘く感じるが、すぐに舌が焼けるように熱くなり、体から汗が噴き出してくるほどの辛さが特徴だ。