バイオマス発電園稼働音を計測する住民(福知山市土師新町)

バイオマス発電園稼働音を計測する住民(福知山市土師新町)

 京都府福知山市土師新町のバイオマス発電所周辺で稼働音や臭気を巡る苦情が発生している問題で、福知山市議会は26日、地域住民が提出した同問題の対策を求める請願を、賛成多数で採択した。

 発電所は2017年6月に稼働。市内でレジャー施設などを運営する三恵観光(同市堀)の関連会社が運営している。請願は、運営側がこれまで行ってきた騒音や臭気の対策が不十分で、住民が精神的苦痛を受けているとして、行政による指導を求めている。

 採択を受け、地元の三谷義臣副自治会長(67)は「一刻も早く状況が改善されるよう、市側と具体的な対策について話し合いたい」と話した。大橋一夫市長は「請願の採択を誠実に受け止め、運営側に改善の要請を行いたい」と述べた。

 一方、三恵観光の顧問弁護士は「府の定めた環境基準値は超えておらず、騒音対策も可能な限り行っている」とコメントした。