空き家バンクの登録を呼びかけるチラシ

空き家バンクの登録を呼びかけるチラシ

 京都府亀岡市への移住促進を図る「空き家バンク」で、空き家の登録数が不足している。空き家は千軒以上あるとみられる一方で、24軒にとどまり、他人に家を委ねる抵抗感が根強いようだ。市は相談態勢の拡充で登録増につなげたいという。

 バンクは空き家を売ったり、貸したりしたい所有者と、移住先を探す人を結ぶ。市が16年10月に開始してから47軒の空き家が登録され、16軒が売買や貸借に至った。しかし、家を探す希望者は134人と多く、移住促進につながっていない。

 登録が進まない背景には、先祖伝来の建物も多く、市と提携する古民家再生協会会員の畑信太さん(70)=同市南つつじケ丘=は「古い民家を新たに活用できると知らない人自体が多い」と話す。

 市は同協会や土地家屋調査士会などと協力し、相談事業の充実や説明チラシの配布で所有者への働きかけを強める。「眠っている資産が地域活性化に生かせる。協力してほしい」としている。