【イメージ写真】抹茶づくり

【イメージ写真】抹茶づくり

 新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいる宇治茶の需要を喚起するため、京都府は府内産の抹茶を使った商品開発やサービスなどを支援する補助制度を創設した。6月25日まで事業者を募集している。


 宇治茶を巡ってはコロナ禍で観光客や海外の需要が縮小し、抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)の単価が前年の2割安になるといった状況が生じている。
 補助制度では食品や飲料などの新商品の開発にとどまらず、需要を掘り起こすサービスや企画といった幅広い事業に対し、100万~300万円程度を補助する。同時に、広告宣伝や展示会への出品など販路開拓にも取り組むことが条件。
 対象は府内の茶商工業者、食品製造・加工業者、サービス事業者など。府外の事業者でも、府内の茶商工業者と連携する場合に限り補助する。事業の対象期間は4月1日~来年2月28日とし、交付決定前の取り組みはさかのぼって適用する。予算3千万円で、10件程度の採択を見込む。府農産課は「厳しい状況を乗り越えるため、斬新なアイデアを考えてもらいたい」と呼び掛けている。