滋賀県警本部

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 滋賀県警は16日、駐車違反の放置違反金を滞納したとして、大津市内の男性2人の自宅を捜索し、計26万6千円を差し押さえた、と発表した。放置違反金の差し押さえで家宅捜索をしたのは県内で初めてという。

 県警によると、駐車違反7件の違反金と延滞金計17万4千円の滞納者と、同じく4件9万2千円の滞納者の自宅を10日に捜索し、全額を現金で徴収した。17万4千円は県内で最高額の滞納者だった。2人は1年以上違反金を滞納し、県警は少なくとも4回、郵便や電話などで支払いを促していたという。

 県警は2018年、長期滞納者の預金を差し押さえ、66件134万6千円を徴収した。しかし、同年3月時点で354件538万円の滞納額があり、時効になったケースもあったことから、悪質な滞納者の家宅捜索に踏み切った。

 県警交通指導課は「今後は1万円以下の少額滞納でも、悪質な場合は積極的に家宅捜索していく」としている。

 放置違反金制度は、駐車違反車の運転手が特定できず反則金が納められなかったりした際、車検証の使用者に違反金を科す制度で、06年に始まった。京都府警は、滞納者の車やゲーム機、フィギュアなども差し押さえ、ネットオークションで換金して違反金を徴収している。