市立長浜病院(滋賀県長浜市)は25日、悪性リンパ腫の治療後に劇症肝炎で亡くなった長浜市内の女性患者の遺族と和解が成立し、損害賠償金として1500万円を遺族に支払うと発表した。

 6月1日開会の定例市会に病院事業会計補正予算案として提案する。同病院によると、女性は2010年12月ごろから13年12月ごろまで治療し、退院後の14年5月に別の病院で死亡した。抗がん剤投与の際、副作用で肝炎になる可能性があるにもかかわらず肝炎検査をしていなかったという。女性の遺族は17年、大津地裁に提訴していた。
 同病院の神田雄史医院長は「家族の方に哀悼の意を述べます。医療の安全と安心、質の向上に努力します」とコメントした。