上品な香りをほのかに漂わせるフレンチラベンダー(京都府宇治市広野町・市植物公園)

上品な香りをほのかに漂わせるフレンチラベンダー(京都府宇治市広野町・市植物公園)

 4月中旬から臨時休園中だった京都府宇治市広野町の市植物公園は26日、府による休業要請の見直しを受け、再開した。見頃を迎えた花や新緑が、来園者を楽しませている。

 入り口に消毒液を設置し、ベンチには間隔を開けて座るよう掲示するなど感染対策を講じた。再開初日の26日は、午前9時の開園からマスク姿の親子連れなどが訪れた。
 見頃を迎えたフレンチラベンダーは、「苞(ほう)」と呼ばれる淡い紫色の部分が、ウサギの耳のように細長いのが特徴で、葉が変化したもの。上品な香りを5月末まで楽しめる。同園は「かわいらしい姿を観賞できるうちに再開できてほっとしている。新緑や満開のバラも見てほしい」とする。
 同僚と園内を散策していた看護師の女性(60)=宇治市=は「医療現場で神経をとがらせて働いており、リラックスしようと訪れた。ラベンダーの香りで仕事の疲れが癒やされた」と喜んだ。