丹後の冬の味覚「ブリしゃぶ」のキャンペーンに参加している料理旅館・鳥喜(宮津市文珠)

丹後の冬の味覚「ブリしゃぶ」のキャンペーンに参加している料理旅館・鳥喜(宮津市文珠)

 京都府宮津市内の旅館業者でつくる「宮津天橋立観光旅館協同組合」は、誕生から40周年を迎えた丹後の冬の味覚「ブリしゃぶ」をPRするキャンペーンを実施している。ブリしゃぶを味わう宿泊プランの利用者を対象に宿泊券をプレゼントし、観光客誘致や知名度向上につなげる。

 ブリしゃぶは、2~3ミリ程度に薄切りにした寒ブリを、煮立った昆布だしにくぐらせ、ぽん酢で味わう料理。同組合によると1978年に青年部のメンバーが「カニに負けないようなインパクトのある宮津オリジナルの料理を作ろう」と試行錯誤を重ねて考案したという。ブリが出世魚であることから「出世鍋」とも呼ばれる。

 キャンペーンは、同組合に加盟する11の旅館やホテルを3月末(一部は2月)までに「ブリしゃぶプラン」で宿泊した客を対象に、抽選でペア宿泊券を贈る。3万円相当を3組、1万円が6組、3千円相当は10組を用意している。宿泊券の利用期間は4月から来年3月まで(正月や盆などを除く)。

 青年部の元メンバーでブリしゃぶの発案に携わった茶谷昌史さん(77)は「ブリしゃぶはカニに負けない宮津の郷土料理。まだブリしゃぶを知らない人も多いので、キャンペーンを通じて一度味わってほしい」と話す。

 問い合わせは同組合0772(22)5550(月・木曜は休み)。