京都地裁(京都市中京区)

京都地裁(京都市中京区)

 京都市西京区の当時の自宅で生後1カ月の長男(1)に暴行し脚を骨折させるなどの暴行を加えたとして、傷害罪に問われた父親の被告(32)の判決が17日、京都地裁であった。内山孝一裁判官は「暴行は悪質で重い結果を招いた」として懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年6月)を言い渡した。

 判決理由で内山裁判官は、動機は長男の誕生により妻が奪われたと感じた嫉妬だとして「酌量の余地はない」と述べた。反省している点や、妻らが監督を誓っていることから執行猶予とした上で、「犯行の背景には被告の未熟な性格があった」と指摘し、再犯の恐れがあることから刑の猶予期間を最長にした。

 判決によると、2017年6月、自宅で長男の脚を押し曲げる暴行で右脚を骨折させたほか、脚にかみついたり、熱湯が入った電気ケトルを手の甲に押し付けたりした。