青葉容疑者の逮捕を受け、記者会見に臨む京都アニメーション代理人の桶田弁護士(27日午後7時55分、京都市下京区・京都経済センター)

青葉容疑者の逮捕を受け、記者会見に臨む京都アニメーション代理人の桶田弁護士(27日午後7時55分、京都市下京区・京都経済センター)

 青葉真司容疑者の逮捕を受け、京都アニメーション側は27日夜、京都市内で会見を行った。同社代理人弁護士が「被疑者の刑事責任は最大限追及されるものと承知している」と捜査の進展に期待をかけた。

 約40人の報道陣を前に桶田大介弁護士は、同社スタッフたちの状況について「今までと同じようには作れないもどかしくつらい思いを、それぞれのセクションが実感している」と説明。同社の見解として「一人一人が果たしてきた役割や貢献の大きさを実感している。いかに大きく尊い存在を奪われたのか、考えない日はない」と述べた。
 今春には新卒社員を若干名採用し、事件後に中途入社した人もいる他、同社のアニメーター養成塾では例年より多くの合格者が出たことを明らかにし、「志や技を託して未来につなぐべく、共に成長したい」と話した。
 会見に先立ち、京アニは「被疑者に対し、改めて寄せる言葉はありません。行いと結果が全てです。(中略)命を奪われた仲間たちが戻ってくることも、傷つけられた仲間たちの傷が癒やされることもありません」とのコメントを発表した。