滋賀国体に向けて県が整備する「(仮称)彦根総合運動公園」の買収対象地

滋賀国体に向けて県が整備する「(仮称)彦根総合運動公園」の買収対象地

 滋賀県市長会議が17日、大津市内で開かれた。2024年滋賀国体の主会場予定地(彦根市)に県が新設する歩行者用の橋について、国からの交付金の配分が減ることを懸念する他市の市長から「必要なのか」と疑問の声が相次ぐ一幕があった。

 議論の的は、彦根城に隣接する市営の金亀公園と、陸上競技場などの整備が進む県営の金亀公園をつなぐ連絡橋。両公園の間には川があり、県が会議で防災機能の強化や運動スペースの確保に向けて一体的な活用をするためには橋が必要だと説明した。

 しかし、事業費が8億円に上る橋の整備に、複数の市長から「本当に必要か」「遠回りしてはだめなのか」と疑問の声が続出。「うちも整備を求めたら、してくれるのか」「国の制度を利用するなら各市町も該当しないか照会する必要があるのでは」と事業の公平性を問う意見も出た。

 背景には、国の制度を活用して橋を整備するため、県内の各市町に配分される交付金が減ってしまう恐れがあるためで、県は「配分額への影響は考えにくい」、彦根市は「一体的に運営する前提で国体の計画は進んでいる」と理解を求めた。