名古屋市立東部医療センター=28日午後

 名古屋市立東部医療センター=28日午後

 名古屋市立東部医療センターで、新型コロナのPCR検査で陰性の結果が出た後に、コンピューター断層撮影(CT)の肺炎画像や抗体検査の結果から「感染者」と診断して治療したケースが2例あったことが28日、同センターへの取材で分かった。PCR検査では、検体を採取した部分のウイルス量が少ないと陰性になることがある。

 センター感染症科の長谷川千尋部長も、ウイルスの量が少なかった可能性を指摘。「症状や感染者との接触歴など、臨床的に判断することが治療では一番重要」と話した。

 名古屋市は「今回のようなケースは感染者数に含まれず、行政として把握していない」とした。