大津地裁(大津市)

大津地裁(大津市)

 滋賀県長浜市の自動車修理工場に窃盗目的で侵入し、従業員2人にけがを負わせたとして、強盗致傷罪などに問われた同市大浜町、無職の男(54)の裁判員裁判の判決が17日、大津地裁であった。今井輝幸裁判長は懲役4年(求刑懲役7年)を言い渡した。

 今井裁判長は判決理由で、被害者の証言から、被告が逃走するために執拗(しつよう)に拳で殴打するなどしたと指摘。「相応のけがを負わせており、被害は軽視できない」と述べた。一方で、犯行に計画性がないなどとして情状酌量を認めた。

 弁護側は、侵入目的はトイレを借りるためで、傷害罪にとどまると主張していた。今井裁判長は被告の供述は不自然な点があり、信用できないとして退けた。

 判決によると、被告は昨年5月22日、長浜市高月町の自動車修理工場に侵入。従業員2人に発見され、1人の左手と左ひざに全治4週間のけが、もう1人の顔面に全治2週間の打撲を負わせた