大津祭の本祭で、京阪京津線の電車と並行して巡行する曳山(2018年10月7日、大津市)

大津祭の本祭で、京阪京津線の電車と並行して巡行する曳山(2018年10月7日、大津市)

 13日に営まれる大津祭の曳山(ひきやま)巡行を安全に行うため、京阪電鉄は、巡行路と重なる京津線のびわ湖浜大津-四宮間で一部を運休する。曳山巡行に伴う運休は初めて。
 同線はびわ湖浜大津(大津市)-御陵(京都市山科区)間の約7・5キロで、大津市内の約600メートルは車道を走る。例年、この車道を巡行する13基の曳山は電車を避けて線路脇を通り、一般の車両は電車が来ると曳山と曳山の間に入るなどし、危険だった。巡行の遅れや渋滞も発生し、危険回避や渋滞緩和の対策を求める声が市民から出ていた。
 運休するのは、13日午前11時ごろ~午後0時10分ごろと、午後3時40分ごろ~午後5時10分ごろで、上り7本、下り8本の計15本。この時間帯の大津方面への移動について、京阪電鉄は山科駅からJRの利用を呼び掛けている。曳山の巡行に支障のない時間帯は運行する。
 大津祭曳山連盟の元田栄三理事長(70)は「運休によって、電車道での安全が確保できる。巡行も遅れることなく、祭り本来の雰囲気を楽しんでもらえる。JRでもさまざまなところから大津祭に訪れてほしい」と話している。