彦根地方気象台(滋賀県彦根市)

彦根地方気象台(滋賀県彦根市)

 滋賀県近江八幡市や竜王町で1日夜に発生した突風で、住宅の屋根瓦が飛ばされたりビニールハウスが倒壊したりするなど、両市町で計82件の被害が確認されたことが3日、分かった。けが人はなかった。

 被害の内訳は、近江八幡市でテント1基が飛ばされ、竜王町で住宅の屋根や窓ガラスの一部損壊37件、ビニールハウスの破損14件、企業の建物の一部破損9件など計81件が確認された。同町では大豆の葉が落ちたり、稲が倒れたりして農地約17ヘクタールも被害を受けた。希望者には、両市町が被災証明書を発行する。

 彦根地方気象台によると、風速は約35メートルで、突風の強さの尺度「日本版改良藤田(JEF)スケール」で最も低い値だった。積乱雲から生じる下降気流「ダウンバースト」か、冷気と地上の暖かい空気が接して起きる突風「ガストフロント」だった可能性が高いという。