石部中生徒らが制作した人権映画の1シーン(同中提供)

石部中生徒らが制作した人権映画の1シーン(同中提供)

 地域の大人たちに人権への理解を深めてもらおうと、滋賀県湖南市宝来坂4丁目の石部中で19日、「人権フェスタ」が開かれる。住民や保護者を対象に、生徒自作の映画上映や、福祉施設職員らの演劇発表がある。

 2003年度から毎年催しており、当初は同中PTAが中心だったが、近年は学区内の小学校や石部高、三雲養護学校など12組織の教職員や保護者らで開催している。

 フェスタでは、石部中の生徒会役員が脚本を書き、プロの指導を受けながら、生徒らが出演し教師が撮影した映画を上映する。日本語が不自由な外国籍生徒が転入し、クラスメートと打ち解けるまでを描いた40分ほどの作品。

 また、発達障害のある中学生が友人や周囲の大人の助けを得て成長する筋書きのオリジナル劇を、同市の障害者施設「一麦(いちばく)」の職員らが演じる。

 福祉施設職員やスポーツ少年団指導者など10人の経験や思いを聞き、参加者が感想を話し合う「リビングライブラリー」も初めて行う。石部中の特別支援学級や三雲養護学校の生徒が作ったアクセサリーなどの販売もある。

 同中の小野田文雄校長は「映画では中学生がどんなことを考えているかくみ取ってもらえれば」と期待する。入場無料。午前9時半~正午。映画は10時15分から。