震災警防訓練で消防用ドローンを操縦する職員たち(京都市南区・市消防活動総合センター)

震災警防訓練で消防用ドローンを操縦する職員たち(京都市南区・市消防活動総合センター)

 大規模災害発生時、人が立ち入るのが難しい場所での情報収集に役立てようと、京都市消防局は17日、消防用の小型無人機(ドローン)の運用を始めた。震災警防訓練も同日、市消防活動総合センター(南区)であり、職員が実際に飛行させた。

 ドローンはヘリコプターと比べて小回りがきくため、さまざまな角度から撮影し、鮮明な画像を見られる利点がある。赤外線カメラと望遠カメラを搭載し、火災時には火元やよく燃えている場所といった情報を迅速に伝えることができる。

 訓練は地震によって木造建物密集地で火災が発生し、延焼拡大しているとの想定で実施。現場に駆けつけた職員がドローンを操縦して上空から被害状況を撮影。指揮本部では伝送された映像をモニターで確認しながら指示を出した。

 水難や山岳の救助にも生かしたいという。市消防局警防計画課の本上直樹担当課長は「現場と本部が一体となって素早く対応し、被害を最小限に抑えたい」と話した。