チャチャ王国のおうじちゃまが、ハローキティと共演して宇治抹茶特集をPRする中国・広東省のコンビニ店(宇治商工会議所提供)

チャチャ王国のおうじちゃまが、ハローキティと共演して宇治抹茶特集をPRする中国・広東省のコンビニ店(宇治商工会議所提供)

 中国・広東省にあるコンビニエンスストア「セブン―イレブン」の約1200店で、宇治抹茶を使った飲料やスイーツの販売特集が現在開かれ、京都府宇治市公認のご当地キャラクターで宇治商工会議所が運営する「チャチャ王国のおうじちゃま」が一役買っている。商品包装や店の外観などに登場し、中国の人たちに「抹茶といえば宇治」と本場の魅力を印象付けている。

 宇治と宇治茶をアピールするため2013年に誕生したおうじちゃまは、中国でも公式ショップが8店あり、一定の知名度を持つ。今回の販売特集は、おうじちゃまの海外展開で宇治商議所が業務提携する企業が、同省で「セブン―イレブン」を運営する会社に提案して実現した。

 販売特集は「Hello!愛上抹茶」と銘打ち、5月13日~6月9日に実施されている。おうじちゃまが、中国でも人気のキャラクター「ハローキティ」と一緒に特集を盛り上げている。

 宇治商議所によると、販売特集に当たって府茶協同組合に加盟する府内の茶問屋が2トンの抹茶などを原料として中国へ出荷し、商品の売れ行きも好調だという。同商議所の稲田将人係長は「新型コロナウイルスの影響で茶の消費が落ち込む中、中国でPRできるいい機会になった」とし、「ハローキティとコラボすることで、今まで届かなかった新たな層にも宇治抹茶の魅力を届けられる」と手応えを感じている。