運航再開に向け、保津川の状態をチェックする船頭たち(京都府亀岡市)

運航再開に向け、保津川の状態をチェックする船頭たち(京都府亀岡市)

 京都府亀岡市と京都市・嵐山を結ぶ保津川下りは、新型コロナウイルスの影響で4月11日から1カ月半以上運航を休止しているが、30日に船頭約40人が試験運航し、川の状態を点検した。懸念されていた流木などの障害物はなく、6月1日に運航を再開する。

 保津川は豪雨や強風などで川の状態が変わりやすく、その都度、船頭らが川に入り人力で流木や岩を取り除いている。

 船頭たちはマスク姿で試船2隻に分乗し、水面や沈んだ岩などに目を配りながら約2時間、船を操った。急流などで若干、船底が石に当たる感触もあったが「想定していたより川の状態は良かった」と、運航再開へ気持ちを新たにしていた。

 1日からの再開では乗員乗客ともにマスク着用とし、一隻当たりの定員も2、3割削減するなど、感染対策を徹底。便数も通常より3便減らし、当面午前10時、11時半、午後1時、午後2時半の4便の運航とする。

 料金は大人4100円。府民は6月末まで保津川下りホームページ上の割引券を印刷して持ち込めば1割引きとなる。また、亀岡市民は電話予約すれば、6月6日から半額で乗船できる。市補助事業で先着1500人。保津川遊船企業組合は「自然の中でゆったりと気分転換し、自粛疲れを癒やしてくれれば」としている。