衆院選での白票水増しについて謝罪する滋賀県甲賀市の岩永市長(左)と松山選管委員長=6日午後4時、滋賀県甲賀市水口町・甲賀市役所

衆院選での白票水増しについて謝罪する滋賀県甲賀市の岩永市長(左)と松山選管委員長=6日午後4時、滋賀県甲賀市水口町・甲賀市役所

 滋賀県甲賀市選挙管理委員会の幹部3人が昨年10月の衆院選滋賀4区の開票作業で白票を水増しする不正をした問題で、幹部のうち1人が開票作業終了後に見つかった未集計の票を自宅で焼却していたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、甲賀署に出頭した幹部の1人は任意の事情聴取に対し、自宅に持ち帰った票を燃やしたと話しているという。滋賀県警は3人が不正の発覚を隠蔽するため焼却した可能性があるとみて、公選法違反の疑いも視野に入れて関係者から事情を聴いている。

 市選管は5日、総務課長が自宅に票を持ち帰って廃棄したと説明していた。

 市選管によると、ほかに不正に関与したのは市総務部長と総務部次長。3人は昨年10月22日の開票作業中、投票総数より開票数が数百票少なかったため、会場にあった未使用の投票用紙を白票に加えた。翌朝に未開封の投票箱が見つかり、この票を幹部の1人が処分したという。