宝物館が再開し、重要文化財の空也上人立像(左)などに見入る来館者=京都市東山区・六波羅蜜寺

宝物館が再開し、重要文化財の空也上人立像(左)などに見入る来館者=京都市東山区・六波羅蜜寺

 京都市東山区の六波羅蜜寺が宝物館を再開した翌日の31日、各地から来館者が訪れた。平安中期に悪疫退散を祈願し病魔を鎮めたとされる空也上人の立像に向かい、新型コロナウイルスの早期収束などを願っていた。
 感染拡大を受け宝物館は4月20日から休館していた。職員がマスクやフェースシールドの着用、消毒液の設置などの感染予防策を行った上で、30日から再開した。
 31日は雨天だったが、朝から次々と来館者が訪れ、重要文化財の空也上人立像や平清盛坐像などを静かに見入っていた。息子(3)と訪れた大阪府能勢町の歯科医師の男性(49)は「ずっと空也上人立像を子どもに見せてやりたいと思っていた。再開で念願がかなってうれしい」と話した。
 開館時間は当面、通常より1時間短い午前8時半~午後4時。