新規就農者のモデルとするためにサツマイモの苗を植える吉田宙斗さん(右)と正史さん=京都府南丹市美山町中

新規就農者のモデルとするためにサツマイモの苗を植える吉田宙斗さん(右)と正史さん=京都府南丹市美山町中

 新規就農者に京都府南丹市に来てもらうきっかけにしようと、比較的栽培しやすいサツマイモの植え付けから収穫、販売までのモデルケースを提案する同市地域おこし協力隊員の吉田宙斗さん(24)が31日、同市美山町の畑でサツマイモの苗を植えた。

 吉田さんは昨年9月に、住民と地域を盛り上げたいとの思いから同隊員に就任。現在は、耕作放棄地を利用したサツマイモの育成や、大学芋など加工品の開発に取り組む。
 今年5月、日吉町や美山町の住民らから計2300平方メートルの畑を借り、「紅はるか」や「ハロウィーンスイート」のほか、「南丹銀時」と名付けた白安納芋など5種類を育てている。
 この日は、弟の正史さん(19)が苗を並べ、吉田さんが手際よくパイプを使って深さ10センチほどの穴に苗を植えていった。
 吉田さんは「丹波地域は寒暖差が激しいため、おいしいイモができる。育てるのに手がかからず加工もしやすいので、ぜひ育ててみてほしい」と呼び掛けている。