用水路で住民が発見したオオサンショウウオを興味深げに見守る子どもたち (南丹市八木町西田)

用水路で住民が発見したオオサンショウウオを興味深げに見守る子どもたち (南丹市八木町西田)

 京都府南丹市八木町西田の用水路で5月30日夕、国の特別天然記念物オオサンショウウオが見つかった。用水路に迷い込んだところを住民らが協力して救出し、桂川(大堰川)に帰る様子を優しく見守った。

 同町の川東簡易水道浄水場前の用水路で田植え作業中の住民が、体長約80センチのオオサンショウウオを発見し、持ち寄った網を駆使して救出。集まった子どもたちが、体をくねらせる姿を興味深げに眺めた。
 近くの農家の男性(72)は「珍しい生き物を見ることができてうれしい」と満足していた。
 NPO法人「亀岡人と自然のネットワーク」の仲田丞治理事(64)によると、見つかったオオサンショウウオは在来種。亀岡市と南丹市では5月に在来種が相次いで確認されており、「繁殖期は秋以降だが活発に動いている。交雑種が増える中、在来種の『聖地』を大切にしたい」とする。