体育館で間隔を空けて座り、新たな学校生活についての説明を受ける児童ら(1日、京都市中京区・朱雀第二小)

体育館で間隔を空けて座り、新たな学校生活についての説明を受ける児童ら(1日、京都市中京区・朱雀第二小)

 京都市PTA連絡協議会役員会は、新型コロナウイルス感染拡大防止の休校を受けて実施した学習保障などに関する保護者アンケートの結果を公表した。新入生の保護者の回答率が高く不安の大きさがうかがえたほか、学習の遅れと取り戻し方を心配する声が多かった。

 市立学校・幼稚園の保護者を対象にインターネットを通じて5月13~19日に実施。2万1527人から回答があり、小学1年が約4500人と突出していた。
 アンケートでは、子どもに関する心配事や要望を休校中と学校再開後に分けて尋ねた。学習面の不安の声は中学、高校が特に多く、約8割が休校中の学習の進み具合を「非常に心配」「心配」と回答。速やかな学習の遅れの回復に関しては「強く必要」「必要」が9割を超え、小学校を10ポイント近く上回った。
 基本的な生活習慣の確立の支援については、幼稚園を除く全ての校種で8割以上が必要と答えた。休校中に子どもと学校との関わりを望むのは中学校で目立ち、登校日の設定が必要と回答したのは7割。小学校、高校が6割超と続いた。学校での感染症対策を求める声や心身の健康への不安は総合支援学校で強かった。
 自由記述欄には約9900件の記入があり、家庭学習の難しさやオンライン授業への戸惑い、行事の見直しに対する意見などが寄せられた。同協議会の植松明彦会長は「非常に多くの回答が集まった。切実な思いとして受け止めたい」と話している。