2000万円の寄付目録を手渡すトーセの齋藤茂会長(京都市中京区・市役所)

2000万円の寄付目録を手渡すトーセの齋藤茂会長(京都市中京区・市役所)

 京都市は1日、ゲーム開発会社トーセ(京都市下京区)から、現金2千万円の寄付を受けた。新型コロナウイルス感染症の影響を受けた芸術家らを支援するために設けた「市文化芸術活動緊急奨励金」の財源として活用する。

 同奨励金は、新型コロナで作品発表や制作ができなくなった作家やグループなどに原則30万円を支給する市の独自施策。事業費は当初5千万円だったが、申し込みが想定を大幅に上回る1千件を超えたため、6倍の3億円に増やした。

 トーセはゲームソフトやアプリの受託開発を手掛ける。この日、市役所(中京区)で開かれた寄付受納式で、最高経営責任者(CEO)の齋藤茂会長は「(芸術は)心のサプリメントで大事だ。少しでもお役に立てたら」と話し、門川大作市長に目録を手渡した。市は、今月中旬にも奨励金の交付を始める。