教室での授業が再開した京都教育大(2日午前8時47分、京都市伏見区)

教室での授業が再開した京都教育大(2日午前8時47分、京都市伏見区)

 新型コロナウイルス対策の休業要請の解除を受け、京都府内の大学の一部が教室での通常授業を始めた。京都教育大(京都市伏見区)は2日に再開し、約2カ月ぶりに学生の姿が見られたキャンパスでは「久しぶり」と再会を喜ぶ声が聞かれた。

 府は5月28日に大学の再開を認めた。教員養成系の京教大は教育実習や学校訪問などの実地教育や実技を伴う授業が多いため、学生のマスク着用や消毒液の設置など感染防止策を取った上で、オンライン授業を一部で残しながら早期に通常の形に戻した。
 
 2日は午前8時半ごろ、全学年の学生が次々と大学の門をくぐった。300人が入れる教室では、学生100人が当初後ろの席に固まって着席。教員が「集まらないで。前も空いている」と呼び掛け、密集を避けた。2年の女子学生(19)は「友人と久しぶりにいろいろと話せて楽しい」と喜びつつ「今後の授業や行事に新型コロナの影響がないか心配」と不安も口にした。

 中比呂志副学長は「感染拡大防止や学生の安全確保をどうするか、悩みながらこれまできた。学生には必要な技能をしっかり身に付けてもらい、送り出したい」と話した。

 府内では京都先端科学大(右京区)などが今月中に一部で再開する。