イカの胴体に空気を入れて膨らませた「徳利イカ」。生産がピークを迎えている(宮津市漁師・鞍岡商店)[LF]

イカの胴体に空気を入れて膨らませた「徳利イカ」。生産がピークを迎えている(宮津市漁師・鞍岡商店)[LF]

 宮津市を代表する土産物のひとつ「徳利(とくり)イカ」の生産がピークを迎えている。気温が低く、空気が乾燥しているこの時期が製造に最適とされ、市内で唯一手掛けている鞍岡商店(同市漁師)では、主人の鞍岡義行さん(52)一家が出荷作業に追われている。

 徳利イカは、熱かんを注ぐとイカの風味が広がり、火であぶれば酒のさかなにもなる。ひとつで二度おいしいことが特徴という。今年は市民推薦の特産品「宮津遺産」にも選ばれた。

 日本海で取れた約20センチのスルメイカの足や内臓を取り除き、空になった胴に空気を入れて膨らませ、5日間ほど乾燥させる。同商店では春までに約8千個を出荷するといい、現在は週2日で毎回約150個を仕込む。

 同商店や市内の土産物店を中心に1個800円程度で販売している。

 同商店0772(22)2778。