三洋化成工業が寄贈する青色防犯パトロールカー(京都市東山区・京都府警東山署)

三洋化成工業が寄贈する青色防犯パトロールカー(京都市東山区・京都府警東山署)

 地域の犯罪抑止活動に生かしてもらおうと、京都市東山区の化学メーカー「三洋化成工業」がこのほど、青色防犯パトロールカー(青パト)1台を東山防犯推進委員協議会に寄贈する。車検やガソリン代などの維持費(年約20万円)についても今後10年間負担する方針で、同社の担当者は「子どもたちが安心して過ごせるまちづくりに活用してほしい」としている。
 三洋化成工業の創立70周年を記念した取り組み。府警によると、企業が地域貢献の一環でボランティア団体などに青パトを提供する例はあるが、将来的な維持費まで負担するケースは珍しいという。
 寄贈されるのは白と黒のパトカー風の軽乗用車で、屋根に青色回転灯を装着。外付けスピーカーを備えており、日本語と中国語、韓国語、英語の4カ国語で防犯アナウンスを流し、ひったくりや痴漢など街頭犯罪への警戒を呼び掛ける。
 同協議会の宮野孝文会長(72)は「青パトを使って見回り活動をすれば、街頭犯罪を抑止する効果がある。新しい車で地域の安全を支えたい」と話している。