ゲレンデは雪に覆われているが、積雪量が大幅に少なく営業できていないスイス村スキー場(京丹後市弥栄町)

ゲレンデは雪に覆われているが、積雪量が大幅に少なく営業できていないスイス村スキー場(京丹後市弥栄町)

 暖冬の影響でまとまった降雪がなく、スイス村スキー場(京都府京丹後市弥栄町)がオープンできずにいる。雪不足から営業開始が遅れがちな近年の中でも最も遅い事態となっており、関係者が頭を悩ませている。

 同スキー場は例年12月下旬ごろに積雪60センチに達してから営業を始めるが、今年はいまだ約20センチ。ゲレンデは雪に覆われているが営業できず、過去10年で最も遅かった2016年度と17年度の1月15日前後を越えても始められずにいる。

 スイス村管理組合の大江俊太郎社長(65)は「1984年の開設以来で最も遅い。自然相手なので仕方がないが、降ろうが降るまいが経費はかかるのでつらい」とこぼす。毎年60~70日ある営業日も今年は40日を下回りそうな見込みという。

 丹後2市2町の小学校の19校がスイス村でスキー教室を予定しているが、先陣を切るはずだった17日の宇川小は延期。今後の降雪具合では中止もあり得るという。

 スキー場での実習の前に校内で滑走を練習する小学校もあるが今季はできていない。兵庫県で2月に教室を予定する山田小(与謝野町下山田)も同様で、スキー未経験の5年田村琉那さん(11)は「楽しみだけど、滑り方が分からないので不安。実習前に1度は練習したいので、たくさん雪が降ってほしい」と願う。

 気象庁によると、今月26日ごろから平年より気温が下がる見込みで、今後1カ月の日本海側の降雪はほぼ平年並みの見通しという。