滋賀県庁

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「知事への手紙」受付件数の推移(コロナ関連)

「知事への手紙」受付件数の推移(コロナ関連)

 滋賀県はこのほど、新型コロナウイルスに関して知事宛てにメールなどで寄せられた県民の声が、この4カ月間で6189件に達したと発表した。平常時の6年分に相当する数で、1日で600件近く届いた日もあった。三日月大造知事は、4月の学校再休校や琵琶湖岸の公園駐車場閉鎖を決めた際、これらの県民の声を踏まえたことを明かした。

 県は「知事への手紙」として、県ホームページなどで知事への意見、提案をメールや郵便、ファクスで受け付けている。無料通信アプリLINE(ライン)でも募っている。
 中国で感染が拡大していた1月25日から日本全国で緊急事態宣言が解除された5月25日にかけて、「知事への手紙」には6402件の声が届き、うち96・7%に当たる6189件が新型コロナ関連だった。昨年までの年間受付件数は平均千件前後で、わずか4カ月間で6年分の声が届いた計算になる。
 件数は4月が特に多い。最多は、県立学校の再開前日の7日で、この日だけで583件に達した。学校での感染拡大を懸念する保護者から休校延長を求める声が多く、LINEでは高校生からの電車通学の不安を訴える声もあったという。次に多かったのは20日の269件で、パチンコ店への休業要請を求める声が目立った。大型連休直前の21~25日は、他府県ナンバーの車の目撃情報など、県外から琵琶湖岸に人が集まることへの不安の声が多数あった、という。
 県の判断を受けて県教委は再休校を4月8日に発表し、県は24日に湖岸に点在する県営都市公園・自然公園園地計30カ所の駐車場を閉鎖した。三日月知事は2日の定例会見で「多くの声をうかがい、いったん再開した学校の休校延長を決定した。大型連休前には駐車場閉鎖に踏み切った」と、県民からの大量のメールを政策判断の参考にしたことを語った。