東京初釜で千宗守家元(左端)の練った濃茶を味わう招待客=東京都文京区

東京初釜で千宗守家元(左端)の練った濃茶を味わう招待客=東京都文京区

 茶道武者小路千家の東京初釜が19日、東京都文京区の東京稽古場で始まり、千宗守家元らが各界の招待客を温かくもてなした。

 東京稽古場では昨年、畳業界が取り組む文化発信プロジェクトの一環で、茶室のうち都内最古の「半床庵」や、「雲龍軒」の畳を最上級の畳表と職人の技術で仕上げた「日本一の畳」に替えた。

 この日の濃茶席は新しい畳のお披露目も兼ねており、千家元はゆったりと濃茶を練り、招待客に振る舞った後、「名人の畳は表面がかまぼこ状になっていて、長時間座っても足が痛くならない」と話していた。

 東京初釜は20日もあり、千家元や宗屋家元後嗣が計約370人をもてなす。