天皇使の前で天台宗の教えなどを問答する童僧(大津市、延暦寺)=撮影・船越正宏

天皇使の前で天台宗の教えなどを問答する童僧(大津市、延暦寺)=撮影・船越正宏

 大津市の天台宗総本山・延暦寺で催されている4年に1度の「法華大会 広学竪義(りゅうぎ)」は4日に中日を迎えた。きらびやかな「大行道(だいぎょうどう)」や小学生の童僧による「稚児番(つがい)論義」などがあり、参拝者が厳かな行事を見守った。
 根本中堂に納められた宝物を天皇使があらためる「宝物披覧(ひらん)」の後、天皇使と今回の法華大会で新たに探題の職に就いた藤光賢曼殊院門主(87)、已講(いこう)の堀澤祖門三千院門主(90)の3人が同時に大講堂の前庭に到着する「三方の出合い」があった。
 3人が入堂後、7~12歳の小学生8人が天台宗の教えや比叡山の歴史について論議する稚児番論義が始まった。
 真っ白の衣に身を包んだ愛らしい童僧が2人一組で天皇使の前に進み、大きな声で問答する姿を堂の外から僧侶らが見守った。