京都地裁

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 昨年7月に36人が死亡した京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、殺人などの疑いで逮捕された青葉真司容疑者(42)の国選弁護人が3日、京都地裁に勾留理由開示の手続きを請求したと明らかにした。請求は2日付で、地裁は近く、期日を指定する。青葉容疑者本人が出廷し、意見を述べる可能性もある。

 勾留理由開示は刑事訴訟法に基づく手続きで、裁判官が公開の法廷で勾留を認めた理由を説明する。弁護人や容疑者らは10分以内で意見を述べたり、質問したりできる。原則として容疑者本人が出廷するが、病気などのやむを得ない事情があれば不在も認められる。裁判所は基本的に請求から5日以内に期日を入れなければならない。

 青葉容疑者の弁護人は先月28日、「勾留の理由、必要性がない」として地裁に10日間の勾留決定の取り消しを求める準抗告を申し立てたが、29日に地裁が棄却した。