「信楽陶器まつり」開催(12~14日)に伴う交通対策を主催団体がこのほど、滋賀県甲賀市役所で発表した。NHK連続テレビ小説「スカーレット」放送効果による観光マイカー増加によって不足が懸念されていた駐車場は計約1710台を確保し、会場と結ぶ無料シャトルバスを運行。警備態勢も強化する。

 信楽陶器卸商業協同組合などの実行委が主催し、66回目。3日間で6万人以上の来場を見込む。例年、陶芸の森で同時開催していた作家市は交通混雑回避のため日程を変更した。

 駐車場は信楽駅前の大即売会会場(約300台)、陶芸の森(約550台)、信楽小中学校(約860台)。トイレや休憩所を備え、シャトルバス5台が15分間隔で3エリアを走る。他に紫香楽宮跡駅前の駐車場(約130台)もあり、信楽駅まで信楽高原鉄道を利用するパークアンドライドを呼び掛けている。

 警備員は延べ約150人に増やし、広報車での誘導を実施。国道307号の各地点に駐車場や会場までの距離を示した掲示板も設ける。道幅の狭い「窯元散策路」(同町長野)には車で進入しないよう看板で注意喚起する。岩永裕貴市長は「スカーレットの放送が始まり、秋の甲賀市観光を楽しんでもらえるよう交通対策を含めしっかり対応したい」と話す。