湯に浸したササを振り、邪気を払う巫女(20日午後2時半、京都市伏見区・城南宮)

湯に浸したササを振り、邪気を払う巫女(20日午後2時半、京都市伏見区・城南宮)

 一年で寒さが最も厳しいとされる「大寒」の20日、沸き立つ湯を散らして邪気を払う「湯立(ゆたて)神楽」が京都市伏見区の城南宮で営まれた。巫女(みこ)が熱湯に浸したササの葉を振り、参拝者が飛び散る滴や湯気を浴びて無病息災を祈った。

 冷たい小雨が降る中、拝殿で扇や鈴を手にした4人の巫女が神楽を舞った。煮立った大釜のふたを開け、塩や供物のコメ、酒を注ぎ清めた後、巫女が両手に握ったササの束を釜に入れ、勢いよくしぶきを周囲に振りまいた。

 神事で使われた「福笹」を持ち帰ると幸運に恵まれるとされ、神事が終わると長い行列ができていた。