展示に追加された旧海軍の軍服のレプリカやラッパ(舞鶴市北吸・まいづる智恵蔵)

展示に追加された旧海軍の軍服のレプリカやラッパ(舞鶴市北吸・まいづる智恵蔵)

 京都府舞鶴市は舞鶴鎮守府初代司令長官の東郷平八郎をモデルとした、旧日本海軍の軍服のレプリカを初めて制作した。観光客に舞鶴の歴史を体感してもらうのが目的だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で当面、試着体験ができないため、舞鶴赤れんがパーク(同市北吸)の全館再開に合わせて展示を始めた。

 市は2021年の舞鶴鎮守府開庁120年に向け、海軍に関する観光誘客に取り組んでいる。レプリカは夏用仕事服の「第二種軍装」で4着作製した。制作費は34万円で、綿を素材に、ボタンにはいかりや桜があしらわれ、胸の勲章も精巧に作られた。同パーク3号棟「まいづる智恵蔵」の展示に、軍服のレプリカのほか、旧海軍の大礼服や、旧海軍の儀礼や命令の伝達で使われるラッパも追加した。
 現在も海上自衛隊が自衛艦上での旗の揚げ降ろしにラッパを奏でているといい、市観光振興課は「コロナが収束したら、軍服の試着やラッパのメロディーを体感できる取り組みを行いたい」としている。