病院受診時における遠隔手話通訳サービスの利用イメージ。利用者は画面の向こうにいる手話通訳者を介してコミュニケーションを取る(京都府提供)

病院受診時における遠隔手話通訳サービスの利用イメージ。利用者は画面の向こうにいる手話通訳者を介してコミュニケーションを取る(京都府提供)

 京都府は新型コロナウイルスの感染予防対策として、聴覚に障害がある人がスマートフォンやタブレット端末を使って遠隔で手話通訳を利用できるサービスを9日から導入した。


 手話通訳を伴う場合、聴覚障害者と手話通訳者は同行する必要があるが、画面を通した遠隔サービスだと感染リスクを避けられる。病院の受診や行政の窓口などでの活用を想定しているほか、利用者がコロナに感染した場合に隔離先の病院でも使える。
 府障害者支援課は「感染拡大に伴い、聴覚障害者と手話通訳者の双方から感染を不安視する声が上がっていた。サービスが聴覚障害者の生活の一助になれば」としている。
 京都聴覚言語障害者福祉協会(京都市中京区)のホームページ(HP)から申し込み、専用アプリをインストールしてIDとパスワードを入力する。スマホなどを持っていない人には同協会と府内8カ所の聴覚言語障害センターで端末を貸し出す。
 利用時間は原則、手話通訳者の勤務時間となる平日午前9時~午後5時。事前予約制。無料(通信料は自己負担)。同協会HPに操作方法を紹介するマニュアルや動画を掲載する。
 問い合わせは同協会075(841)8337。