安曇川沿いに並んで釣り糸を垂らす人たち(6日午前10時20分、高島市朽木宮前坊)

安曇川沿いに並んで釣り糸を垂らす人たち(6日午前10時20分、高島市朽木宮前坊)

 滋賀県高島市朽木の安曇川で6日、アユの友釣りが解禁され、湖国に本格的な釣りシーズンが訪れた。この機会を待ちわびた愛好家たちが早朝から並んで糸を垂らし、大きく成長したアユを釣り上げた。

 友釣りは、縄張りをつくるアユの習性を利用した漁法。掛け針を付けたおとりのアユを泳がせ、攻撃してきた天然アユを捕る。
 今年は新型コロナウイルス感染症予防で大戸川や高時川など4河川で5漁協が休業となる中、安曇川中流の朽木と下流の広瀬の2漁協が県内最初の解禁日を迎えた。
 日の出とともに太公望たちが川辺に繰り出し、長いさおを操った。曇り空の下、続々と釣り人が訪れ、銀鱗(ぎんりん)を捕らえた。前夜から現地入りした大津市の男性(68)は「コロナで家にこもりがちだったが、久々に開放感に浸れた」と話した。
 朽木漁協は「アユは体長18センチほどに育ち、釣って良し、食べて良しの状態」という。今後は愛知川上流などで解禁される。各河川で遊漁券が必要。