織田信長の供養塔に手を合わせる参拝者ら(亀岡市東竪町・聖隣寺)

織田信長の供養塔に手を合わせる参拝者ら(亀岡市東竪町・聖隣寺)

 明智光秀ゆかりの毘沙門天(びしゃもんてん)立像と、織田信長の供養塔がある京都府亀岡市東竪町の聖隣寺で7日、毘沙門天大祭と信長公忌が営まれ、地域住民らが参列して手を合わせた。

 毘沙門天立像は鎌倉時代の作。丹波国分寺(亀岡市千歳町)にあったが、明智光秀が居城の亀山城に移し、その後、城下町の聖隣寺に安置された。一方、供養塔は、1582年に本能寺の変で信長を討った光秀が敗死した後、信長の四男、羽柴秀勝が亀山城主となり建立したと伝わる。
 光秀と信長との縁が深く、毎年「本能寺の変」の6月2日に近い第1日曜に毘沙門天立像を開帳し、法要を行っている。酒井正人住職(70)は新型コロナウイルスの終息を祈念するとともに、「供養塔が建ってから今年で438年目」などと説明し、参列者は歴史に思いをはせていた。